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韓国で最大規模の集団感染が発生した都市・大邱で
新型コロナウイルス治療の最前線にいた医療従事者ら31名よるエッセイ集
*ためし読みはこちらから*今年2月上旬、大規模な集団感染が発生し一時は都市封鎖もささやかれた韓国第3の都市・大邱には、韓国中から医師や看護師が駆け付け、必死の対応が繰り広げられました。
現在世界各地で行われているドライブスルー方式のPCR検査や、症状の重症度による振り分けと軽症患者向け滞在施設の設置など現場のニーズを汲んだ迅速な対応が功を奏し、4月10日には新規感染者ゼロにまで至ります。
この本には医療従事者が見た生々しい当時の現場の様子、患者たちの横顔、医療従事者としての使命感と感染への恐怖の狭間で揺れる思い、これから来る第二波に向けての提言などが綴られています。
執筆当時、大邱では一旦感染拡大が収まっていたものの、誰一人これでウイルスとの闘いが終わりとは感じておらず、今回の経験を踏まえて更に前に踏み出そうとする想いが感じられます。