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商品名 | 日本高麗関係史 |
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価格 | ¥10,780 |
送料 | ¥0 ~ ¥550 |
ISBN | 9784840622332 |
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|近藤剛 著|八木書店古書出版部 刊|2019年10月25日|464ページ|
①モンゴル襲来以前に注目し、日本と高麗の関係を解明したはじめての研究
これまで個別に論じられてきた日本と高麗(918-1392)の関係について、とくに等閑視されてきたモンゴル襲来以前に注目したはじめての本格的な総合的研究。日本史・朝鮮史のいずれからも重要なテーマであるにもかかわらず、総体として取り組んだ研究はほとんどなく、本書がその嚆矢となる。
②日本と高麗それぞれの自国史研究に貢献
日本の対馬と高麗の南東部に注目し、境界領域における人・物・情報の移動を明らかに。交流の背景にある高麗側の事情を究明することを重視し、韓国人研究者とは異なる方法・視角から行う。その成果は、両国の関係史のみならず、日本・高麗の自国史研究にも大きく貢献し、新知見を示す。
③高麗の研究と史料を活用した朝鮮古文書学へのアプローチ
従来の研究が日本側からの立場で論じられていた現状を打破し、高麗側の視点も取り入れた双方向的な研究を行う。外交文書を中心とした文献史料のみならず、高麗国内の金石文等を対象とし、写本・原石にまであたり検証。今後の朝鮮古文書学の研究にも大きく寄与する。
④高麗を取り巻く東アジア史から俯瞰
日本と高麗との関係を、高麗の外交チャンネルの一つとして相対化する視点で考察。高麗の国際関係について、高麗と宋、高麗と金といった個別的な関係史研究が主流であったが、本書では日本と高麗の双方の視点から東アジア史を展望するという広い視野から明らかに。高麗の対契丹(遼)・金関係を丹念に検討し、高麗・日本交流の意義について考察。
⑤前近代を総括した先駆的な研究
両国を双方向的に理解しようとする「海域アジア史」「グローバル・ヒストリー」といった研究視角を視野に。今後の研究の基礎となる先駆的なもので、前近代のみならず、現代までを含めた日朝・日韓関係史の総合的理解へ向けた重要な土台となる。
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