2017年に創刊し話題を集めた『中くらいの友だち』の第9号が6月25日に発売。
巻頭で紹介されているのは、渡韓のできない中、現地に住む清水博之さんによるコロナ禍のソウルの風景。1年以上となったこの状況の中、たくましくマイペースで暮らす人々の姿が見えてきそうです。

そして、今号ではゲスト執筆者として、韓国で自閉症の子どもを育てる日本人のお母さんも参加。韓国の障害児教育が実体験として語られることはあまりなく、大変意味ある号になっています。
　
＜目次＞

２０２１年ソウル、コロナ禍の初夏ふたたび　　……清水博之　　
そうだ　　……　カン・バンファ　　
わたしの好きなまち⑨　桃花洞・麻浦洞　　……　大瀬留美子　　
ソウル鞍山物語⑤　水没する家、その後　　……　伊東順子　　
うちのジホンの話　　韓国で自閉症の子と暮らしています！　……　平野有子　　
釜山まで　　ふるさとの訛なつかし……　宋 毅　　
ちゅうとも文学館　間島紀行④　　……　金 起林著／斎藤真理子訳　　
ソウル１９７９年　　……　四方田犬彦　　
日本語人アッパの韓国スケッチ⑨　
　　　　　　　　　　われらが<他者>なる＃韓国っぽ　　……　ゆうき　　
韓国タワー探究⑨　コロナ時代の全羅南道観光
　　　　　　　　　　麗水市・スカイタワー　　……　清水博之　　
コプチャンチョンゴルの飲んだり、食べたり、歌ったり⑨　　
　韓国でひそかに再ブーム到来、松田聖子や中森明菜も？！　　……　佐藤行衛　　
韓国美術行脚⑥　滞在制作珍道記　　……　らさおらさ　　
私の韓国子育て記⑧　韓国子育て記、振り出しに戻る　　……　韓 麻木　　
スッカラの生前葬　　……　きむ・すひゃん　　
アウォン界隈逍遥　　……　南 椌椌　　
はるゆやけ　　……　金 利惠　　
「ことばの杖」を求めて　李良枝―同時代を生きた友へ（後編Ⅱ）　　……　李 銀子