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商品名 | 日本政治論 |
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価格 | ¥3,080 |
送料 | ¥0 ~ ¥550 |
ISBN | 9784000289054 |
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|五十嵐暁郎 著|岩波書店 刊|2010年9月29日|254ページ|
政権交代を経て大きな転換に直面している日本政治.その転換をもたらしている要因は何か.戦後から今日までの日本政治の軌跡を踏まえ,官僚制や議会,世論や投票行動にあらわれる人々の意識の変化,転換のフロンティアである地域政治とジェンダー,さらに経済が政治に及ぼすインパクトや安全保障といった基本的な視角から,転換期の日本政治を読み解く.
■著者からのメッセージ
本書は現代の日本政治についてのテキストとして書かれた.読者として想定しているのは,大学の学部の専門課程および大学院前期課程の学生である.もちろん,それ以外の方々,とくに社会人の方々にもお読みいだければ幸いである.ここで「現代」というのは,1980年前後から今日までを指しており,本書はこの間の約30年を中心に日本政治を分析している.この時期には,本文で詳しく説明するように,脱工業社会化とグローバリゼーションとが,経済,社会,文化とともに政治においても世界史的な大きな転換を生み出した.
本書の最大の特徴は,視野を政党政治や官僚制に限定せず,日本社会全体に拡げ,転換期の日本政治を分析するとともに,そうした領域における政治が政党政治や官僚制に及ぼす影響も含めて,現代の日本社会全体における政治の構造とダイナミズムを明らかにしようと試みていることである.このような視点なしには,現代の日本政治の全貌を正確に捉えることはできないだろうし,何よりも前述のような大きな転換の意味を捉えることができない.日本政治は永田町や霞ヶ関の物語ではないのである.
(「まえがき」より)
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